リフォームアカデミー

リフォーム会社様を専門に、「設計研修」を行ってエキスパートプランナーを育てます。個人の方はオリジナルメニューを用意しておりますので、まずはご相談ください。

『図面添削サービス』の参考事例

みんな頑張ってるんだけど…

 今日は、リフォーム会社にお勤めの方などにオススメのサービス『図面添削赤サービス』の実際の添削事例を紹介したいと思います。

 今回ご覧いただくMさんの事例は、書いた人が“頑張って良い図面を書こうとしてるな”というのが紙面から伝わってくる図面です。でも残念なことに、今の職場には転職で入り、それまでは全然別の業界で働いていたので基本が身に付いていないようです。お子様が小学校に進学して少し手もかからなくなってきて、ようやく自分のことが出来るとエンジンがかかってきたところですが、なかなか設計職としてスキルが伸びていないとご自身でも実感し、かと言ってリフォームの設計を教えてくれる学校のような所も見当たらず、どうしたものかと考えあぐねていたところでした。しかも、お勤めのリフォーム会社様は、基本的に営業と工務の方が多く、何か分からないことがあって質問しても「毎日現場に行って分かるまで見てこい」と言われるような会社だそうです。現場を見て分かるようなことで悩んでいる訳ではないんですけどね。もっと体系的な知識の習得を望んでおられる。結局現場で突っ立ったまま何時間も作業風景を眺めて過ごし、一体自分は何をやってるんだと焦りや悩みは深まるばかり。もちろん営業や工務の人だって毎日忙しいし、その人たち自身も建築を勉強したことがないから体系的な知識なんて教えようもない。こんな状況で一人悩んでいても前に進むことは出来ないですね。

 そういう訳で今回は、学校で建築を勉強した訳でも、建築関係の職場で働いていた訳でもないMさんの書いた添削事例を紹介したいと思います。さあどうでしょうか。

みんな個性的…

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添削前

 まず、ゴチャゴチャしてますね(失礼)。これではこの案件の内容や重要なポイントが伝わりにくいです。でも、これはまだマシというか、スカスカの空っぽの図面よりは良いです。下手ながらも、お客様や工務の人に設計の意図を伝えようとする気持ちは伝わってきます。レベルは人それぞれですが、まずはこの相手に伝えようという気持ちが大事です。それがない人の図面は“雑”です。雑な図面は大事に見てもらえません。大事に図面を見ない現場などきっちりと納まるはずもありません。

 図面をスッキリさせるには建築の基礎知識が必要です。この基礎知識があるか無いかで図面に書き込むべき内容、またどのように表現すべきかの判断が別れます。

大きく分けると、全体の共通事項として書くべき項目をまず整理し、特記事項としてまとめれば、この図面のゴチャゴチャした要素の大部分は解決です。まずは不用品の整理ですね。要らないものは全部消してしまってかまいません。いつまでもそんなものを図面上の残していても頭の中が余計にゴチャゴチャします。

 図面の断捨離が終わったら次は足りない要素を書き込んでいきましょう。この場合も、いかに少ない書き込みで多くの情報を表現出来るかがポイントです。そうでないと、せっかくスッキリと間引いた図面がまたゴチャゴチャしてしまいます。ちなみに、最も重要な図面はやはり平面図です。リフォーム設計で必要なのは他に仕上表・建具図・家具詳細図・電気図・現況図(※1番重要)。あとは案件によって天井伏図くらいあれば良いでしょうか。

 現況図が1番重要と注意書きしましたが、作成は現地調査(以下現調)の精度がモノを言います。あとで問題が発覚して後悔しなくても良いようしっかりと調査してください。ここの精度が高い人は仕事ができます。ミスの多い人はこの現調の精度が低い人です。つまり、プラン図というのは、お客様が承認するまでは単に設計者の願望でしかない上に、精度の低い現況図を基に作られたプラン図はただの絵空事でしかないということです。この基本中の基本をまずはしっかりと理解して下さい。理解しているという人ももう一度肝に命じて下さい。“良いリフォーム設計とは、精度の高い現調から始まる”。当然ですね。

 あと、この方はちゃんと書いていましたが、ほとんどの図面で必ずと言って良いほど抜けているのが方位です。はっきり言います。方位のない平面図は図面とは言いません。そして、方位が抜けている図面を書く人は他のことも抜けています。方位は設計の際に念頭に置く最重要項目です。それにもかかわらず書いていない人が圧倒的多数です。そして、構造やプラン上重要な通り芯には番号を振りましょう。X1・2・3…、Y1・2・3…という風に。これがあると打ち合わせが非常に早く正確になります。特に電話で打ち合わせする場合に。このように図面を書くにはいくつかポイントがあります。このポイントをひとつずつクリア出来るよう添削します。

 上に挙げた項目は、建築図面では当たり前に記入されている項目です。これらの要素はリフォームだから要らないということにはなりません。そして、これが出来ていないなら会社はきちんと教育できる体制を整えなければなりません。

実際に添削した図面

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添削後

まず最初の一歩を踏み出そう

  参考になったでしょうか?『図面添削サービス』は、会社の研修を通さずとも個人でもご利用いただけます。リフォームアカデミーは、ひとりで悩んでいる設計者・コーディネーターの味方です。決して見捨てたりしません。まずは基本からしっかりと学んでいきましょう。そして、最終的には「私が教えることはもう何もない」、と言える程のエキスパートプランナーになって下さい。リフォームアーキテクトというのはとても素晴らしい職業です。その道のプロとして認められた人にはお客様も接し方がぜんぜん違います。技術的な意味で頼られるはもちろん、上質でセンス溢れるライフスタイルを実現させるための相談相手としても頼られる存在となるのです。そのための第一歩として、あなたがこれまで書いてきた中で“最高の1枚”と呼べる図面をまずはリフォームアカデミーにお送りください。郵送でも結構ですが、ご自宅でスキャナーを利用できる方はPDFにしてメールで送ってください。JPEGでも構いません。私が真剣に見させて頂きます。その上で、あなたの設計力アップにつながる添削をします。送った図面にいろいろ書き込まれて真っ赤になって返ってくるかもしれません。でもそれは現在の力量を把握するために必要なことです。なにも恥ずかしいことではありません。

 添削図面は、基本的に平面図1枚を添削させて頂きます。現況図がある場合は併せて送って下さい。仕上表・建具表・家具詳細図等はオプション扱いとなります。対面での解説を希望される方は出張サービスも承っておりますのでお気軽にお申し付けください。

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リフォームアカデミーのサービス一覧

・設計、プレゼン研修 ※エキスパートプランナーを育てるなら必須です。

・図面添サービス

・ムダな会議削減アドバイス

・個別案件図面作成

・社長通信など定期刊行物の原稿作成

私の考え方をより詳しく知っていただくために過去の記事もお読みください。 

 

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